Guide — Recovery Rate

競馬の回収率とは?

回収率とは、「投資した金額に対して、いくら戻ってきたか」をパーセンテージで表した数値です。 100%を超えればプラス収支、下回ればマイナス。シンプルですが、馬券の成績を評価する最も重要な指標です。

01

回収率の計算式

回収率(%) = 払戻金の合計 ÷ 投資額の合計 × 100

計算例

投資額: 10レース × 1,000円 = 10,000円

払戻金: 3レース的中で合計 8,500円

回収率: 8,500 ÷ 10,000 × 100 = 85%

この場合、1,500円の赤字(85% < 100%)

回収率は的中率とは別の指標です。 10回中1回しか当たらなくても、その1回が大きな配当なら回収率は100%を超えます。 逆に的中率50%でも、低配当ばかりなら回収率は100%を下回ります。

02

JRA公表の平均回収率

JRAでは馬券の売上から一定割合を控除(テラ銭)として差し引きます。 そのため、全購入者の平均回収率は必ず100%を下回ります。

馬券種別・控除率と理論回収率

馬券種控除率理論回収率
単勝・複勝20.0%80.0%
枠連・馬連・ワイド22.5%77.5%
馬単25.0%75.0%
三連複25.0%75.0%
三連単27.5%72.5%

何も考えずにランダムに賭け続けると、理論上この回収率に収束します

つまり、何も考えずに馬券を買い続けると、全員の平均で約75〜80%に落ち着きます。 回収率100%を超えるということは、この「全体平均」を上回る必要があるということです。

03

回収率100%超えのために必要な考え方

回収率を100%以上にするには、「オッズに対して実際の的中確率が高い馬券」を見つけ続ける必要があります。 これは期待値(Expected Value)の概念そのものです。

期待値と回収率の関係

期待値 > 1.0

回収率100%超の見込み

期待値 < 1.0

回収率100%未満の見込み

期待値がプラスの買い目だけを選び続ければ、長期的に回収率は100%を超えます。 詳しくは期待値ガイドを参照してください。

合成オッズで「買いすぎ」を防ぐ

回収率が下がる最大の原因は「買い目の点数が多すぎること」です。 点数が増えるほど合成オッズは下がり、当たっても利益が出にくくなります。 合成オッズが損益分岐点を下回っていないか、必ず確認しましょう。

04

買い方別・回収率の傾向

馬券の種類や買い方によって回収率の傾向は異なります。一般的な特徴を整理します。

単勝・複勝

控除率が最も低い(20%)ため、理論上は最も回収率を上げやすい馬券種です。 ただし配当が低いため、大きく勝つには高い的中率か穴馬の狙い撃ちが必要です。

三連複

控除率25%ですが、的中時の配当が大きいため1回の的中で回収率を大きく押し上げられます。ボックスで買いすぎると合成オッズが低下するため、フォーメーションで絞るのが効果的です。

三連単

控除率27.5%と最も高いものの、万馬券クラスの配当が頻出します。 少点数で的中すれば一発で回収率が跳ね上がりますが、点数管理が甘いと資金の消耗が激しくなります。

05

回収率を安定させる資金管理

回収率100%を超える買い目を見つけても、1回のレースに全資金を投入すれば破産リスクがあります。 長期的に回収率を安定させるには、1レースあたりの賭け金を適切にコントロールする必要があります。

ケリー基準による資金配分

ケリー基準(Kelly Criterion)は、 期待値がプラスのとき「資金の何%を賭けるべきか」を数学的に算出する方法です。

Kelly% = (期待値 − 1) ÷ (オッズ − 1)

ケリー基準に従えば、破産を避けながら回収率を最大化できます。 ウマカルクの賭け金アドバイザー機能では、ケリー基準をベースにした資金配分を自動計算します。

回収率を上げるための3原則

  1. 期待値プラスの買い目だけを買う — 感覚ではなく数値で判断
  2. 点数を絞って合成オッズを高く保つ — ボックスよりフォーメーション
  3. 1レースの賭け金を資金の5%以内に抑える — ケリー基準の半分が安全圏

Tool

ウマカルクで回収率をシミュレーションする

馬券の合成オッズ・期待値を自動計算し、回収率100%超えの買い目を可視化。ケリー基準による賭け金アドバイスも搭載。

トップへ戻る